ネフローゼ症候群 経過記録

46歳男。他の皆さんの参考になればと思い経過を記します。

8月18日

体重増加も峠を越えた前回から10日余り経った今日。

順調に体重が減り続けてピーク時の88.0kgからはや76.5kgに。

入院前の平常値をすでに1キロほど割り込んだ。
とはいえ標準体重は65kg台なので健康体重とは言えないが…。

このままどこまで減るのか楽しみがひとつ増えた。

毎日の尿量も増えに増えて、昨日は一日で3リットルもでた。

話題はかわるが、ちょっとした環境の変化があった。
4日前、すぐ隣ではあるが、窓際のベッドに移った。

隣の人が退院した後に看護師さんから移りますかと言われて最初は断ったが、次の日も運良く丸1日空いていた間にいろいろ考えてやっぱり移ることにした。

今までの、カーテンだけで柔らかく包まれたノイズレスな空間はほぼ寝たきりの生活には心地よいものだったが、ずいぶん体調も良くなり、立ったり座ったり自由がきくようになった今、さすがに単調で退屈な空間に感じてきた。

外の風景、1日の自然の移り変わり…何よりも空を眺めたくなった。

建物に遮られて直接は見えないが、遠くの山のふもとには我が家のある住宅地が広がっているのも微かに見える。

身体や心境の変化もあり、このへんで気分転換や環境変化をはかるのに、今がちょうどいいタイミングだと思った。

プレドニンの作用か、心なしか視力が低下しているような気がすることも理由の一つではある。

新しい人がはいってきて移るタイミングを逸してしまうのも辛い。

移って後悔したらどうしよう…ともおもいつつ、結果としては本当に良かった。
一歩も二歩も外(退院)に近づいたような気がする。

朝昼晩、時間や天候によって刻々と変化する空や景色…
しっかり空調管理されたクリーンルームであるここにいると実感出来ない「猛暑」をほんの少し伺い知れる窓からのかすかな熱線もむしろ心地よい。

足の浮腫みは相変わらずだが、少しずつ改善はしているようだ。

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